灼熱の木曜日/日々、徒然。

日々、思うことを書き綴っています。

2022.06.07

今書いてるブログ、を今書いているということを示す為に日付をタイトルにするという、妙な矛盾。…妙でない矛盾、とは?

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今日は親友の誕生日だ。彼女は43歳になった。

私には親友と呼べる友が4人いる。それとは別にソウルメイトが1人いる。なかなか幸せな環境だと思う。

 

今日誕生日の親友、心友は、高校の時に部活の後輩として同じパートに入ってきた。

元々本来なら「私」という性格は、年齢に上下で線引きをし、国籍や出身地やなんなら学歴でも一定の線引きをするタイプだった。差別という事ではなく、流行りの?マウント取るとかいうものでもなく。自分の中での線引き。

 

私は年上なんだからちゃんと見本にならないと。

私は年下なんだから敬った態度でいないと。

お姉ちゃんだから。

女だから。

関西人だから。

背が高いから。

あそこの中学出身だから。

 

多分こういう感覚の根源は

「あのお母さんの子だから」があると思うのだけど、母はプライドなのか見栄なのか、子どもをきちんと育てなきゃ、の感覚の大元が間違ってる人で、(でもあの時代ならある程度それがスタンダードだったのかも)シングルマザーの子と仲良くしていたら咎められ猛反発した事もある。(全くもって、今の時代では生きられないタイプだよなぁ、こんなこと書こうものなら大顰蹙。。。)

 

そういう母の元で育った私は「今自分はこの立場だからこういう態度でいなければ」みたいな考えがベースに根付いてしまっていて、そういう私の心の壁をいとも簡単に乗り越えて心友の座に収まってしまったのが、その彼女。

 

後輩なのに、心友になった。

1言えば10まで言わなくてもほぼ通じる。私とはまるでタイプの違う、破天荒ムードメーカータイプ。(だった。高校の時からは)

頭はいいはずなのに高校では10段階で1や2ばかり並んだ成績表を見たことがある。それでも頭がいいと思えるから多分付き合いが続いてる。もう26年ほど。

年齢が違うだけでなく、国籍も違った。在日韓国人3世だ。だから韓国語は読みも書きも何もできない。家でも日本語のみ。韓流ドラマにハマっている私の方がハングル読めるんじゃないかというほど。

 

そういう何処かの誰かが決めた分類での「違い」を表面的でなく気にさせず、私の心を丸裸にして、家族よりも家族っぽい立ち位置に彼女はいる。

多分随分私を変えたのは彼女なんだと思う。

 

そういう彼女と、10〜12年周期のような感覚で、やたら蜜月だったりやたら距離があったりする年月が交互に来る。

距離は物理的な距離で、しょっちゅう連絡するのは特に変わらない。けれど蜜な時は週に3回仕事後飲みに行って、土日も前に入ってた楽団で、フルで一緒にいる、みたいなレベル。

 

そんな彼女と10年前に私が転職で上京し、物理的距離があいた。

その時も、また多分周期が巡ってきたら当たり前に一緒にいるんだろう、形は変わってもと思っていた。

 

この状況で、私に今地元近くに家を買う話が急浮上。そんなに帰りたいと切望してるわけではないのだけど、夫婦でとても気に入っている物件。

これはもしかして、もしかするかもしれない。

 

また彼女との周期が巡ってきてるのかもしれない、と、「家を買う」みたいな一大イベントをやっぱり何か運命的なものに巻かれているような気がしてしまうくらい、彼女の威力は強いのかもしれない。

 

誕生日おめでとう。いつか一緒に住んでそうだよね…w