問い合わせ
奢れるものは久しからず
栄枯盛衰、ってこういうことかな。
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2010.03.19
早く携帯が使いものにならなくなったら、いいのに。
先週、機種変更に行ってきた。
会社に着く頃には電池が1になっていた。
夜中充電して、朝には満タンになっているはずなのに。
3→2になる瞬間と1になる瞬間を見た。
2→1は、何故だか5分も経たないうちになっていた。そろそろホントに寿命らしい。
機種変更にいったものの、在庫切れで新しい機種はまだ手元にはない。
新しい機種なら、きっと使い方に翻弄されて、慣れるまではメールの返信すら億劫になるだろう。
早く、そうなればいい。
目新しい物も、人のを見たこともあって、その機種にした。
打ちにくいことは、明白。
使い勝手より、デザインで選びたい。おばあちゃんになっても。
メールの『問い合わせ』機能は、最低の機能だ。
そんなもの、なければいい。
それを使ってしまう瞬間の自分が、サイテーだ。
メールを『待っている』ということに気付かされる。
あぁ、ヤダヤダ。
新機種にはそんな機能ついていなければいい。
だから、早く、新機種。
なのに、今日で入荷待ち一週間。
10年前はそんなことはなかったハズだ。いつからDoCoMoが客より強くなったのだろう。
時代は彼らを咎めない。
カリスマ美容師、が取り沙汰されると世間では美容院が急増し、美容師の専門学校なんてものまで増え、よくわからないファッションの若者が街に溢れている。
技術が優れているのはほんの一部の人だけのはずなのに。
彼らに髪を切ってもらおうとは到底思えない粗野さが集団でいると見え隠れする。
きっと人の髪を『カット』できるようになるまでその道を貫く人はほんの一部だろう。途中で挫折してしまって。
更にその中のほんの一握り、一つまみがカリスマになる。
24時間営業のコンビニも、いつの間にか増え、徒歩圏内にあることがさも当然かのように存在する。
昔当たり前だったものは、ある日を境に突然当たり前ではなくなる。
私が女子高生だった時はポケベル全盛期だ。
街の公衆電話は、いつの間にか探さなくては見つからない物になったし、きっと今の小学生はテレカって聞いても何のことかわからないだろう。
今は誰も持ってやしない。
NTTドコモ
2133226
日本テレコム ステラ
2543711
確かそんな番号だった。私の番号。指が勝手に動くから、きっと間違いない。
中学校で習った、
『革新』の反対用語は『保守』
でも、どっちがどう重要かは習わなかった。
カリスマ美容師、携帯電話、コンビニ、ポケベル、ニューハーフ、ユニクロ。
皆、時代の寵児だ。
栄枯盛衰、盛者必衰。
美容師の道を逸れた若者は、その後どうするのだろう。
徒歩5分圏内にあったコンビニは、今はもう姿カタチもない。
『あの人は今』っていうテレビの特番は、割とBlackなとこをツイてくると思う。
今日、通販のCM考査で『エドはるみ』を久々に見た。
一色紗英はブランドをたちあげて社長してるらしい。STORYかグラツィエに載ってた。
藤井たかし、なすび、松本りお、諸星和己はいずこへ?
やっぱり物語の『めでたしめでたし』には続きがある、っていうことだ。
一人一台当たり前になった、携帯電話。
持ってなかったころより、持ってる今の方が、シアワセだろうか。
こうして、翻弄されるのに。
呑まれる前に、呑まなければ。
いっそ、水没させて、しまおうか。
驕れるものは久しからず。
生きてるうちに、『え、今時まだ携帯電話なんて持ち歩いてるの!?ださーい』なんて日にお目にかかれるだろうか。
今からの楽しみが、一つ増えたな。
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先見の明?
10年前に書いていた最先端の言葉が、もう古い。
過去を振り返るのは、楽しい。
えぇ、携帯電話持ってるの、「ダサい」今はスマホの時代ですよ。
って、この頃多分、スマホを購入したんだったか。
「時代の寵児」の言葉たち、とてもとても、昔だ。
ニューハーフだなんて言葉、TV番組欄に一つも出て来なくなった。
いや、TV番組欄自体、新聞や雑誌を目にしなくなった。
パラダイムシフトが、この10年でしっかり起こっている。
昨日みた記事はコレでした。10−20代の約半数、ほぼテレビ見ず「衝撃的データ」w
衝撃的かな。当然じゃないかな。毎日毎日くだらない内容を垂れ流しているワイドショー。
アマゾンプライムやNetflix の方がよほど面白い。インスタの方が、Twitterの方が、YouTubeの方が。
今はdocomoは弱いよ、10年前の自分へw